「大量消費社会の地球への代償」
VOL.4 ― 資源は足りるのか?環境に耐えられるのか? ― 「たったひとつの商品が作られ、使われ、捨てられるまでに、地球はどれだけの負担を強いられているのか?」 私たちは日々、多くの製品・サービスに囲まれて暮らしています。 しかしその“便利さ”の裏で、地球環境と未来の資源は確実に削られているのです。 今回は、「データと現実」を見ながら、私たちの社会構造がもたらしている環境負荷を深掘りしていきます。 1.地球が1年で再生できる資源を、人類は8か月で使い果たしている * 国際環境NGO「Global Footprint Network」によると、 地球の再生能力を超える“地球超過日(Earth Overshoot Day)”は、 2023年には8月2日まで前倒しされました。 File:1971- Earth Overshoot Day - line chart.svg - Wikimedia CommonsWikimedia Commons つまり人類は、1年分の自然資本(森林、
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