Roots of Company
0:00 /0:52 1× 壊れた“メイド・イン・ジャパン”のおもちゃを手にした少年 ――それが私達の原点でした。 1995年、大学時代にバックパッカーとして訪れたインド・カルカッタ。 ごみの山で暮らす子どもたちの中に、一人の少年が壊れた日本製のおもちゃを宝物のように抱えていました。 「Give me anything made in Japan!」 その笑顔には、「日本のものづくりが世界の子どもを喜ばせている」という誇りと同時に、言葉にできない強烈な違和感を私に残しました。 大学卒業後、私は工場の自動化を推し進めるFactory Automation事業会社へ入り、一秒以下を争う生産性効率の現場で、大量生産を後押しする仕事に携わりました。 けれど心の奥には、あの日の光景と問いが消えずに残り続けていたのです。 工場の大量生産の現場を毎日見ていて、 「大量に作られたものは、最後にどこへ行くのか?」 「大量生産された製品は誰の手に渡り、どんな運命を辿るのか?」 その答えを探していたとき、オランダで
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